第6回 さまざまな避妊法(その2)
3.コンドーム
利点:性感染症の予防効果がある。
手軽に入手できる。
留意点:装着ミスやズレ、破損などによる失敗率も高い。
※たとえ、女性がIUDやOCを服用していても、STD(性感染症)を予防するためには
コンドームの使用をお勧めします。
4.基礎体温法
利点:副作用がない。
自分の月経周期を把握できる。
留意点:毎朝きちんと体温を測定する必要がある。
発熱・過労・ストレスなどで基礎体温が変動したり、体温上の排卵日と実際の排卵日が
ずれたりして、避妊には不十分。
5.殺精子剤(性交前に膣内に精子を殺す薬剤を挿入する方法)
利点:使用法が簡単
副作用が少ない
留意点:挿入してから効果が発揮されるまでに5分程度かかる。
有効時間内(60分以内)に射精する必要がある。
6.避妊手術(女性の場合は卵管、男性は精管を糸で結ぶか切断して、卵子や精子の通過を遮断する方法)
利点:最も確実に避妊できる。
留意点:一度手術を受けると妊娠がほぼ不可能である。
7.ペッサリー(ゴム製のキャップを子宮口に挿入・装着して精子の侵入を防ぐ方法)
利点:繰り返し使用できるので経済的
留意点:医師か助産師にサイズを測定してもらって購入しなければならない。
性交のたびに自分で装着し、射精後8時間たってから取り出さなければならない。
※産後のバースコントロール
通常、排卵があってから2週間後に月経が始まります。セックスのタイミングが合えば、産後一度も月経を見ることなく妊娠する可能性があります。産後のセックスは最初から避妊する必要があります。
望まない妊娠を避けるために、現在、日本で用いられている様々な避妊法から、年齢やライフスタイル、将来の出産予定、パートナーの協力度、自分の体の症状などを考慮し、無理なく確実な方法を選びましょう。
(西田玲子先生)
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