となりの主婦 ヨザクラさん(50代)より

過去、さんざん女と遊んだ夫。何度も嘘をつかれてきた現実、34年の信頼が覆された痛みをまだ受け入れられないでいます。夫に求められても拒んでしまいます。
 
すずね所長さま

50代結婚34年の主婦です。3人の子どもを育て、おかげさまで3人とも無事成長し、自立して家を離れています。2人の孫にも恵まれました。

夫は64才、50代独身の女性と1年半、不貞関係を続けてきました。
2か月前にそれが発覚し女性との関係は切れ、現在は、夫はそのすべてを話し、深く後悔し、私との生活を続けていきたいと望んでいます。

浮気の発端は、私が仕事で大変忙しい時期があり、それでも帰宅した夫には温かい食事を提供し奮闘していたのですが、夫は寂しかったのでしょうか、その女性からの誘いに簡単に乗ってしまい、その後ずるずる関係を続けてしまったのでした。

それより以前から、夫は気に入った女性(複数です)をホテルの高価なディナーなどに誘い、肉体関係はなくとも、ごちそうして女性と2人のデートを楽しんでいました。

それには私はうすうす気づいており、止めてくれるよう頼んだことも何度かありました。結局それは止むことなく続き、今回の不倫に発展しました。
(不倫はデートを重ねた女性とは異なります。)

夫は私の予定のある土日の昼間に、彼女の家まで何度も出かけたり、ホテルへ行ったりして、ピルを飲んでいるからというのを疑いもせず、避妊具もつけずに性行為を行っていました。(発覚後HIV検査に行ってもらいました)
また趣味の会で知り合った相手ですので、毎週、趣味の会の後にデートし、抱き合うということを繰り返していました。

夫は、私をずっと愛してきたし、彼女のことが好きなのではない(と私には話します)ので、その不倫相手とは、何度も別れようとしたらしいのですが、妻に話すとか、駅で待ち伏せするなど脅され、夫も私にだけは知られたくないとの思いから、穏便に別れようとするあまり、振り回されてきたようでした。

私は、あまりに夫のふがいなさ、弱さ、軽率さに、情けない思いもし、また信頼が裏切られたことにとても傷つきました。

もちろん離婚も考えましたが、年老いた両親や、未婚の子ども、孫もおり、今は幸せに暮らしている家族を悲しませたくないですし、お互い独りになって今後子どもたちに迷惑をかけるのも申し訳ないとの思いから、離婚は思いとどまりました。

夫は一生をかけて償いをすると申しておりますし、私を愛してくれているのは、頭ではわかるのですが、何度も嘘をつかれてきた現実、34年の信頼が覆された痛みをまだ受け入れられないでいます。なにかのきっかけで怒りや悲しみが沸き起こり、夫を責めてしまいます。吐き出さないで我慢するということがとても苦しい状態です。

夫は私との関係を修復したいと思い、スキンシップを求めてきます。けれども彼女と夫が話をしているのを目の当たりにし、そこに何か異常に親密な雰囲気を感じて、思わず目をそらしたことがあり、夫と触れ合おうとすると、その場面が浮かんできて、また、彼女との性行為をいろいろ想像してしまい、体に触れられるのは、いたたまれない気持ちになります。

夫は、彼女との性行為が新鮮だった、楽しんだ時期もあったと言いました。彼女にしてあげたことを同じように私にしないで!と、また彼女が夫にしたであろうことを、私が夫にするというのは、とても屈辱的な気持ちになります。
そのように感じてしまうことは夫に話し、夫も仕方のないことと了解してくれています。

けれども、自分の行いを深く恥じ、2人の女性を傷つけてしまったことを深く後悔し、責められ一番傷ついているのは夫ですので、今後一緒に生きてゆくなら、その夫を支え、ふれあいを受け入れなければならないのはよくわかっています。
悔いている夫を拒絶し、その悲しそうな夫の顔を見るのはつらいのですが、おぞましいとも感じられて、気持ちがついてゆきません。時間がたてば、受け入れる気持ちが戻ってくるのでしょうか。それとも、歯を食いしばって夫の求めに応じたほうがいいのでしょうか。

抱きしめてもらいたい気持ちと、忌まわしい記憶がごちゃ混ぜになって、身動きが取れない状態です。
何かアドバイスなどありましたら、お教えいただければと思います。

回答
☆☆  すずね所長より

ヨザクラさん、ご相談、しっかり読ませていただきました。
結婚34年、うれいしことも辛いことも幾千も乗り越えてこられたことと思います。

私たちは、パートナーが気に入らないことをするとつい、過去の悪い思い出がふくらんで、すてきな思い出や、二人で感動したことなどがしぼんでしまいます。
今まさに、ヨザクラさんは、辛いことが頭にまとわりついて黒いモヤモヤしたものに支配されている状況かとお察しします。

情けない、腹が立つ、こんな軽率なオンナ好きな男となぜ結婚した??
ヨザクラさんの旦那さんが、浮気やらデートやらしてしまったのはなぜか。
ヨザクラさんが仕事で忙しくして旦那さんをあとまわしにした時期があるとご自覚がおありですよね。
では、そこはひとつ、大人になって、あの時のことはあやまりたいと声に出してくださいね。言葉で伝えることが大切です。
夫婦間で「言わなくても察してくれる」はナイです!

そして、旦那さんがヨザクラさんを愛してくれていることをわかっておられるなら、時間をかけて許してあげてください。おぞましいと思わないであげてください。

浮気をする男性がたに話しを聞きますと
「浮気相手とは妻がさせてくれないセックスができる」という意見は多いです。
妻にも原因があるというのが私の持論です。

旦那さんがスキンシップを求めておられるならふれあいを邪険に断らず、少しずつ受け入れる姿勢を見せてあげてください。

「昔の女達にしなかったことを私にしてちょうだい」と言って、新しい性の形をこれから創りあげてはいかがでしょう。
旦那さまは60代、まさに週刊ポスト「死ぬまで特集」など一緒にご覧になって「あら、恥ずかしい」と顔を赤らめてあげてください。

50代の女性で夫が指一本触れてくれず、しかたなく、出合い系などで外の男の人と寝ているという女性も少なくありません。その勇気もなく、悶々と老いを迎えようとしている女性もたくさんいます。そのあたりは婦人公論が詳しく解説してくえています。

ヨザクラさんは、旦那さんに愛していると言われていますのでとっても幸せものです。
妻に「愛してる」という旦那さんは希少価値。
ここはひとつ、大人の女性として旦那さんと添い遂げると腹をくくってスキンシップもセックスも受け入れる選択をしてみてください。

声を大にして言います。
「セックスはなければ寂しい」ものです。

女性は性的に求められなくなると徐々に性を磨くことに怠慢になり、老けてゆきます。
求められている私はステキ!と喜んでください。

浮気のことは、時が解決しますのでそちらに意識を持っていかれぬようコントロールしましょう。
だいじょうぶです。愛されている女は強いです。

旦那さんが、戻ってこられたということは「浮気相手に勝った!」と勝利宣言して、いやなことは忘れるよういたしましょう。
「歯を喰いしばって夫の求めに応じる」など、セックスレスに悩む妻の方々に失礼ですよ(笑)

すべてを許して極上のセックスライフを。「歯が浮く」セリフをたくさん吐いてくださいねん。
人生後半、すこやかに余裕を持って過ごしましょう。


■■ 再び ヨザクラさんより

すずね所長さま、さっそくにお返事ありがとうございました。こころに染み入らせながら読ませていただきました。

大人の女、そうですね、今の私はとても懐が狭いと思います。もっと懐深くならないといけませんね。

発覚後、相手の女性はかなり悪意のあることを私たちに仕掛けてきましたので、また何度も同じことを繰り返す(女性とのデートは10年間です)夫に対してのけじめもあって、私は慰謝料請求をしており、私のこころには、真っ黒な、ダーティな気持ちが渦巻いています。

それが彼女に対してなのか、夫に対してなのか、とりあえず身近な夫に矛先が向かっているという感じでしょうか。

この請求に決着がつけば、少し自分の気持ちに踏ん切りがつけられるかと思っております。
わかってはいるものの、寛容になれない自分に嫌気がさしています。「愛している」をすなおに受け取れない自分に情けない気持ちでいっぱいです。
でも、「なければ寂しいもの」 ほんとうにそう思います。

寂しいのに受け入れられないジレンマ、少しずつ受け入れていく努力をしてみようと思います。
「時が解決する」とも言っていただいて、力ももらえました。
素敵な女性を目指したいと思います。ありがとうございました。

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